「仕事が溜まってるのに肩が痛くてはかどらない」
「肩を回してもゴリゴリ言うだけで治らない」
「肩こりから吐き気など気分が悪くなる」
僕はしょっちゅうこの様な症状に苦しんでいました。
今でも仕事を詰め込みすぎると、この様な事になってしまいますが、昔よりははるかにマシになったので、パソコンを使うお仕事をされている方
・IT関係
・事務職
などで僕と同じ悩みの方に向けて書きたいと思います。
なぜ右肩が痛くなるのか?
一番最初に思う素朴な疑問はコレですよね。
パソコン関係の仕事をはじめてから長いので、今更なんでこんなに肩が痛いんだ?というのが最初の疑問でしたが、これにはちゃんとした原因がありました。
僕の場合はこの二つです。
姿勢
マウスの位置
まず姿勢から書きたいと思いますが、職場では当たり前ですがPCデスクがあります。僕の場合は、会社よりも自宅のPCの方がスペックが高いので、内容によっては自宅で作業することの方が多いのですが、自宅はというと座椅子に座ってリビングで作業しているという感じです。
ベッドに寝転がってノートPCいじる時もあるのでこんな画像の様なイメージが分かり安いかと思います。まぁこんな体勢でやってればパソコンに限らず、体のあちこちが痛くなって当然ですよね・・・
とアホは僕の話は置いといて、パソコン作業時の姿勢で負荷がかかる場所があるというのがこの話のポイントなんです。
出典:http://www.fujitsu.com/jp/about/businesspolicy/tech/design/ud/vdt/index-page3.html
今回の右肩が痛くなるというのは、右利きの人が特になりやすくマウスを使う時に自分では気付かなくても肩に力が入っているのが原因なんです。
ちなみに、この姿勢が悪いと肩に限らず腰にもいずれ痛みがでてくるので、僕と同じ様なスタイルでパソコン作業をしている方は、痛みが無いうちに改善するのが良いです!
僕がそうですが、肩が痛くなってからだとすぐには治らないので「あ~ちゃんとしておけば良かった」と後悔することになります。
マウスの位置
姿勢の大切さが分かったら次はマウスの位置です。男性の場合は特に体が大きい(腕が長い)などの関係で、マウスの位置が奥の方にある傾向があります。僕は体が大きいわけではありませんが、マウスが手間にあるとなんか窮屈に感じるんですよね。
イメージとしては、
こんなイメージで、キーボードよりもちょっと上にあるのが個人的に使いやすい配置です。ただこうすることによって、肘が伸びてしまうことが肩に負荷をかけることにつながるという事でした。
30分~1時間程度、ネットサーフィンや趣味程度のパソコンであれば、それ以外の時間で回復するので気にならないそうですが、仕事など数時間も集中してやる場合は肩にどんどん蓄積されていって右肩が大変なことになるという事です。
座椅子作業の方も姿勢に注意
こんな姿勢になってませんか?
以前の僕は完全にこのままの姿勢でした。こんな体勢だと肩こりだけでなく、ストレートネックの症状も一緒にでてくるので、かなりヤバいです。
僕もかれこれこんな姿勢を半年以上続けた結果、右肩の痛みは慢性化している状態だったので、もし同じ様な方がいたら本当に改善してください!経験者は語るではありませんが、本当に辛いです。
パソコン作業で右肩が痛くならない為に
という事で、パソコン作業による右肩の痛みに苦しまない為の方法を紹介したいと思います。これに関しては僕の体験談もありますが、この間行ったマッサージの先生から聞いた話もあるので参考にしてもらえたらと思います。
基本は姿勢を正しく
前半で紹介したのは、PCデスクでの姿勢でしたが、座椅子の場合も基本的には同じです。前かがみになって猫背になるのではなく、背もたれに背中をくっつけて背筋を真っ直ぐにするのが良いです。これまで猫背気味だったの人は違和感があるかもしれませんが、意識的にやってみると体が楽だと感じるはずです。
次に大事なのは、肘の角度です。
僕は座椅子で作業しているので肘置きはありませんが、この角度が90℃というのが疲れにくいという事でした。肘置きがあることで、体重が分散しますし、肩への負荷も軽減できます。
僕と同じ様に、座椅子で肘置きがないとい方は、クッションなどをテーブルと体の間に置くことで簡易的な肘置きを作ることができます。もちろん、大きさなどを調整して高さと角度は注意が必要ですが、僕の場合は枕がピッタリでした。
一時間に1回程度肩回しやストレッチをする
これも良く聞く話かもしれませんが、ポイントとなるのは肩甲骨です。肩が痛いなと思った時に、回すとゴリゴリ言うならまさにそれです。
マッサージの先生に教えてもらったのですが、肩を回す時にゴリゴリ鳴る位置によって肩甲骨の状態が変わるらしく、ストレッチをすることでそれらの改善ができるという事でした。
同じ様な動画を見つけたので紹介しておきますね。
壁があればできるので、自宅でも簡単にできるのが良いですよね。
パソコン作業で右肩が痛いについての対策まとめ
今回は職業柄での悩みについて書いてみましたが、肩甲骨がゴリゴリ鳴っているのを放置していると、それが悪化して四十肩や五十肩につながるそうです。
パソコンの仕事を続ける以上、このリスクは仕方がないのでしっかり自分でストレッチして、辛いときにはマッサージや整体に行くというのが良いという事でした。
とは言っても、基本は本当に姿勢です。
僕もそうでしたが、姿勢を改善しただけでもかなり痛みは軽減されました。
痛みがなくなるというより、痛くならないという方が正しいかもしれませんが、結局姿勢が良ければ肩に限らず負荷をかけないので、疲労が溜まりにくいということです。
あなたの肩のゴリゴリがこれで改善できたら幸いです。