酒を飲んだ次の日に足がつって眠れないという経験ありませんか?正確には次の日というより、酒を飲んで帰宅して寝てたら、足が痛くて起きたという様な状況です。今回はこの酒と足がつる関係について、原因から対策、痛みを自分で治す方法について紹介したいと思います。
酒を飲んだ次の日に足が痛いのは僕だけ?
僕はあまりお酒が強い方ではありませんが、仕事の関係で頑張って飲まないといけない状況が年に数回あります。
あっ、水商売じゃなくて上司の機嫌取りという感じのやつですね(汗)
付き合いも大切ですが、翌日の事考えると憂鬱です
今回の酒を飲んだ次の日の足の痛みというのは、この様に『飲みすぎたかな』という日に限って起こります。友達とちょっと飲むくらいなら、全然こんな事はないので、まずはこの酒と足の痛みの関係性から見ていきましょう。
アルコールの利尿作用がポイント
僕はビールと焼酎を良く飲みますが、それらに限らず酒を飲むとトイレが近くなりますよね。
これはアルコールにより、利尿作用によってアルコールを体の外に出そうという働きが起こるからです。
この時に水分と一緒に、本来なら体から出すべきではないミネラル(マグネシウム、カリウム)も排出してしまうことで、体内のミネラル不足になってしまいます。
ミネラルが不足すると、筋肉を動かす神経に異常が起きて足の痛みや足をつるという流れができてしまいます
この時点で、アルコールの利尿作用によって体内の水分やミネラルなどの成分が不足してしまうことが、そもそもの原因となります。
実際の飲み会中を思い出した時に、『酒を飲んでるのに喉が渇く』という感覚を感じた事がありませんか?
これって体の中で何が起きているかというと
トイレにたくさん行くことで水分がなくなり、脱水状態にある
というのが分かりやすい例ですね!
酒を飲んでるから水分補給はできてるんじゃないの?と思うかもしれませんが、基本的に酒はアルコールという認識の方がここでは分かり安いと思います。
逆に水分は純粋に水ですね。
※飲食店で最初に出されるあの水です。
酒を飲んだ次の日に足がつる原因は?
では飲んだ次の日に足がつったような痛みの原因を見ていきましょう。
一般的に、酒を飲んだ次の日の痛みとして挙げられるのは『こむら返り』という症状です。
こむらというのはふくらはぎを指す言葉で、ふくらはぎがつる状態をこむら返りと呼ぶ様です。
このこむら返りの一番の原因というのはミネラル不足です。
もっと細かく言うと、ミネラル成分の中のマグネシウムという成分で、
- 筋肉の収縮
- エネルギー代謝
- 血糖値の調整
- 体温調整
などの働きをする成分です。
マグネシウム(ミネラル)不足によって筋肉の収縮が上手くできずに、足をつるという事が起こります。
これを起こす原因というのが、アルコールの利尿作用によって外に出しすぎて不足するからだと言うことですね。
酒を飲んだ次の日に足がつったような痛みが続いて痛くて眠れないという場合は、ほとんどがこむら返りと考えて大丈夫だと思います。
中にはそれは病気だよ!
と不安を煽る様なものを見たりして、僕も不安になった事がありますが病気の場合は、
- これが毎回起こる
- 痛みが全然ひかない(数日レベル)
- しびれたり、その他の症状も併発する
この様に、あきらかにおかしくない??という症状が出ます。
なので、
あ~足が痛い~昨日飲んだからな~
というくらいの気持ちであれば「こむら」と考えて良いと思います。
もちろんこれを舐めてかかると、後が怖いのであまりにもひどい場合は病院で診てもらうのが確実ですが
これって病気?歩けなくなるとかないよね?
ととても不安になったことが僕もあるので気持ちは分かります。
そんな時にあるTV番組を見て、結果的にこむら返りの痛みが2分で取れる!みたいな話をしていたので、実際に試して効果があったこの方法を紹介したいと思います。
飲んだ次の日に足が痛くなったらこれで治る
という事で、僕自身が悩んでたどり着いた、こむら返りを治す方法を紹介したいと思います。
いろいろ調べた結果
- サプリで治す
- 病院にいく
この2つが改善策として紹介されているのが多かったのですが、
自分でサクっとどうにかできないかな?
と思ってしまいます。
そもそも、足が痛くて歩きたくないし・・・
というわけで、サプリはともかく、とりあえず病院には行かなくて実際に試して効果があったものを紹介したいと思います。
実際僕が参考にして試した方法というのは、
- ふくらはぎを伸ばす
- 痛みに関わる部位をマッサージする
この2つで、こむら返りの痛みを2分で治す方法としてテレビでも紹介されていた方法です。
実際にここで紹介されている方法は、似た様な形でいろんな所で紹介されてはいますが、画像で分かりやすく、体の硬い僕でもできるやり方だったので、より参考になりました。
簡単に分かりやすく紹介しますが、
- 画像の様にタオルを使ってつまさきにひっかける状態をつくる
- タオルを手前に引っ張ってつま先を内側に曲げるイメージ
- ひっぱった状態で8秒~10秒キープでゆっくり戻す
これを痛みが無くなるまで繰り返すという事です。
体が柔らかい方は、ストレッチの要領で自分の手を使ってつま先を持っても良いという事です。
※僕は体が硬くて手でやると、別の部分が痛くなります(笑)
実際僕も試してみましたが、理論的には足がつった時に伸ばすという事と同じなので、しばらく続けていると本当に痛みが引いていくのが分かります。
大体10回から15回で痛みが引いたと考えた時に、1回10秒の15回分で150秒=2分ちょっとというイメージで治るという感じです。
飲んだ次の日の足の痛みについてのまとめ
飲み会から帰宅して、寝たは良いものの、足が痛くて起きるという症状について対策法を紹介しました。
僕の考えでは、飲み会中からこれを想定して水と酒を交互に飲むだけでも対策になりますし、ミネラルが豊富な食べ物(海藻類、魚介類、キノコ類)などをつまみに飲めばちょっと変わるかなと思います。
とは言っても、ミネラルの吸収率なども関係してくるので、まずは水分補給を一番に考えるのが簡単ですね。
更に+αと言うことであれば、サプリなどで補うというのが良いでしょう。
サプリの場合は食事で摂るよりも吸収されやすい様に作られているので、そういった面でも食事で摂るより確実ですね。
とにかく、酒を飲んで辛いのは二日酔いだけではなく足の痛みもありますよ!という事で、今後の参考にしてもらえればと思います。