僕がそうなんですが、いじられキャラって必ずどこかに一人はいますよね?ふと思ったのが、このいじりっていじめとどう違うのかって事です。いじられキャラはにいじめられっ子とは認識が違いますが、いじられキャラならではの悩みやいじめとの違いについて今回は書きたいと思います。
いじられキャラってそもそも何?
今回のテーマとなる、いじられキャラですが、これってそもそも何なのでしょうか(汗)僕は、周りから『あんたっていじられキャラだよね』と言われるのですが、僕の様に人に言われて決まるものですよね。
さすがに自分から『僕いじられキャラなんでよろしくー!』と言う人は、居たとしても少数だと思いますし、キャラ作りであって、本当のいじられキャラでは無いと思います。という事で、早速いじられキャラについて細かく見ていきましょう。
いじられキャラの立場や役割
この見出しが自分で書いて良く分からないと思うのですが、いじられキャラの立場や役割って必ず存在しますよね。
例えば、
- みんなにいじられて場が盛り上がる
- その場でネタにされる
- 無茶振りで場を持たされる
こんな感じで、簡単に言うと気まずい空気などを解消する時に、必要とされるキャラというイメージです。
さすがにこれに関しては、年代や場所(学校、会社)などで多少は変わると思いますが、基本的にはいじられキャラって『場の空気を変える役目』があるという印象です。
場の空気が重い、楽しくないという場合に、
お前なんか面白いことやって
みたいな無茶振りが定番な気がしますよね。
こうやって改めて見ると、軽いいじめの様な印象を受けなくも無い気がします。
いじられキャラは本人の受け取り方次第でいじめにもなる?
上で、軽いいじめなんじゃない?という疑問が浮かんだ方もいると思いますが、これはあくまでも本人がどう思うかで変わると思うんですよね。この件に関しては後ほど細かく書いていきたいと思います。
ちなみに僕の場合は、普段遊ぶ友達に面白い人がいない(会話が続かない)ので、一緒に遊びに行ったとしても場が持たない事が多々あります(汗)
なので、あえて自分がボケて突っ込ませるという流れを作ってる感じです。
そうすることで会話が生まれてちょっと場が盛り上がるんですよね。
ただ毎回こうじゃなくて、僕も静かに買い物を楽しんだり用件だけ済ませたいときがあるので、今書いたのは、いじられキャラモード(?)の場合の話です。
いじられキャラの悩んだ体験談
自分でいじられキャラと納得していたとしても、時にはイラっとくる事がありますよね。上で挙げた様な、プライベートの友達なら許せても
- 学校でしか会わない友達(異性など)
- 会社の同僚や上司
この中でのいじりが結構ストレスが溜まります。
僕の体験談としては、仕事で売り上げが悪かった時に社長が、
お前ら売り上げ下がると給料払えないからな~
と一喝します。

社内がシーンとして、中には逆ギレしそうな若い子もいる感じで空気がどんどん張り詰めていきます。。。
そんな時に、社長が僕を指差して、
まぁ減給とかになったらこいつの給料をみんなで山分けしようぜ!
というジョークを入れて笑いが起きるというのが定番でした。
ん~自分で書いてて今考えると結構イラっとしますね(笑)
というかこれパワハラじゃない?文字だけで見ると、その様に感じるかもしれませんが、僕と社長の仲は濃かったので当時は、これで良かったんです(笑)
二人で飲みに行ったり、新しい事業の話などもやってて、言うこと聞かない社員の相談とかもされる仲だったので、緊張と緩和を二人でやるという流れができてました。

・・・話がそれましたが、僕の思ういじられキャラってこんな感じだと思うのですが、やっぱり人間なので時と場合によっては頭にくることがあります。どんなに仲が良くて、相手の事を分かっててもイラっと来るときはあるので、一時期悩むこともありました。
我慢してるならいじめだと思う
上で紹介した様に僕の体験談は会社の話でしたが、学校や合コンなどでも
場を盛り上げる為
空気を変える為
という様々な状況でいじられる人がいると思います。
いじられ方にもよりますが、
- 秘密にしていることみんなの前で言われる
- 好意を寄せている人の前でいじられる
- あまりにも理不尽な事を言われる
という事が続くと、プライドが傷つけられるのはもちろんですが、さすがに毎回だと疲れると思います。普段は良くても今日は腹立つ!って言う日もありますよね。
つまり、その段階で、今日はイラつくから絡むなよ!と強く言える人なら良いですが、
いじられる事を拒否した後に、
仲間はずれにされる
居場所がなくなる
というマイナスの要素が働く場合は確実にいじめだと思います。
いじられキャラのメリットとデメリット
ここまでくると、いじられキャラって結局何なの?必要なの?と存在意義が疑問になってきますが、せっかくなので、このキャラ特有のメリットとデメリットも紹介したいと思います。
メリット
- 常に盛り上がる場所に居れる
- たくさんの人の笑顔のきっかけになる
- 場の空気を変える力があるという優越感
基本的にいじられキャラがいる所が盛り上がるので、嫌だと思っていなければ楽しい空気感の場所に常にいることができますよね。自分のネタで周りがウケて笑いが生まれて場が明るくなれば、自分が空気を変えた!という気持ち良い感覚を味わうことができます。
デメリット
- 時によってはプライバシー0
- 自分の気持ちは関係なく常にネタにされる
- 空気が変わらなくても自分のせいにされる
いじられキャラは様々なところからネタをひっぱってこられるので、自分では内緒にしているつもりでも『そういえばこいつ○○だったんだぜ~』という感じであっさりばらされてしまう可能性があります。
これは相手との距離感で言って良い悪いがしっかりしてれば心配ないかもしれませんが、学生や若い世代の場合は特に注意が必要ですね。
そして、自分の体調や機嫌などは関係なく、常にネタ元となるので気持ちが付いていかない時は疲れるし腹が立ちます。我慢するのもストレスですよね。最後に、自分がネタになって場が盛り上がらなかったら、空気が変わらない事に対する責任などを押し付けられる可能性もあります。
嫌なら嫌と言った方が良い
ここまで読んでもらって、
自分はいじられキャラで良いや
こんな生活はもう嫌だ
と二つのパターンに分かれると思うのですが、結論として嫌なら嫌と言ったほうが良いです。
というか、嫌なのに続けていたらそれはもういじめだと思います。
深読みかもしれませんが、
いじりはじめる人って、大体リーダー各の人じゃないですよね?
いじめに関してもいじめっこのリーダーがいますよね。
これを逆らうともっといじめられるとかそういう話です。
ただ、あくまでも前提としては、いじられキャラというのは『いじめ』という認識とはまだちょっと違うので、嫌だと思ったら『何いってんの?』という感じで軽くあしらってみると良いと思います。
いじめじゃないなら、ここで『ん?なんか今日調子悪いのかな?』と察してくれると思います。
ここで、おい!ノリ悪いぞ!とか更にムチャブリしてくる様なら、ガツンと言ってやっても良いかもしれません。
まとめ
今回はいじられキャラについて、僕の経験談と考え方について書きましたが、改めて考えるといじめとの境界線がとても難しい問題ですよね。
基本的にはいじめる側よりも、いじめらる側の言い分が通るのであなたの気持ちを一度確認してみると良いと思います。