朝から目を覚ます、さっぱりスッキリ、寝汗をキレイにしたいなど朝シャンを男性は多いと思いますが、朝シャンはハゲるという話を知っていますか?なぜそう言われているのか?その事実の真相について書いて行きたいと思います。
そもそも朝シャンとは?
朝シャンについては皆さんご存知だと思いますが一応・・・
朝起きてシャンプーする事を略して、朝シャン言うのですが、これは1987年からある言葉であり、朝食を抜いてまでシャンプーをするという事が話題になり、社会に知れ渡る現象となった様です。
朝シャンの由来としては、
- 資生堂のCM『朝のシャンプー』
- 朝食を抜いてシャンプー
- 朝起きてシャンプー
というのを略して朝シャンという事ですね。
朝シャンはハゲるのか?
朝シャンしたらハゲるよ!
という話は誰でも聞いた事があると思いますが、その理由ってなぜだか知っていますか?僕が始めて聞いた時は、1日に何回も石鹸やシャンプーを使うと、薬品などの成分でハゲやすくなるんだろうな~という感じで思っていましたが、実際に調べてみると医学的な根拠がありました。
朝シャンがハゲると言われる理由
これには、髪の毛の成長に関わる『毛母細胞』というのが関係しています。毛母細胞と言うのは髪の毛の根っこにある、発毛に関する細胞で育毛に関係する栄養を運ぶためのものです。
この細胞が一番活発になる時間帯が、午後10:00~午前2:00までの四時間の間という事で、この時間に髪の毛が成長することから、夜中から朝方にかけて毛穴が開くことから、朝シャンをすることによって、シャンプーや石鹸がその毛穴に詰まりやすくなるという問題があります。
朝の忙しい時間だから注意
つまり、朝の出勤前などバタバタする状態の朝シャンは、すすぎが十分にできない事で毛穴詰まりの原因になる可能性があるという事です。
頭皮の防御力が落ちる
更に、朝シャンにより頭皮の皮脂が取れすぎてしまうことで、日中の紫外線が頭皮に直撃することから、ダメージを受けやすくなるというデメリットがあります。
朝シャンのメリットは?
朝シャンがハゲるのか?という事に関しては上で書いたものがその理由となりますが、もちろんメリットもあります。
- 髪の毛のセットがやり易い
- 寝癖も治る
- においもスッキリ
- 気分もサッパリ
と朝からシャキっとなると思います。
朝シャンによって起こる体の勘違い
ハゲる理由に、頭皮の皮脂がなくなる事によって紫外線ダメージを直で受けやすくなるという事を書きましたが、ここで更なる問題が起こります。
皮脂が足りない!
皮脂というのは、簡単に言うと『頭皮の汚れ』なので基本的にはいらないものなのですが、先に書いた様に、頭皮の保護の役割も持っています。要はバランスが大切なのですが、朝シャンをする事によって皮脂が足りないと体が認識すると、頭皮が乾燥している!という勘違いを起こして
過剰に皮脂を分泌しようとします。
皮脂が過剰に分泌されると、
- 頭皮にニキビなどのできもの
- 頭皮の炎症
- 頭皮の脂で嫌なにおい
などの原因になり、発毛や育毛に影響しますので、ハゲるきっかけとなる抜け毛や薄毛の原因となります。
結局朝シャンはやって良いの?
ここまで朝シャンについて書いてきましたが、結論としては、ハゲたくないなら『しない方が良い』というのが結論ですね。
朝シャンはハゲるのか?という事に関しては医学的に見てもその要素を持っているという事がわかりました。つまり、ハゲたくないならやらないのが一番という事です。
もしどうしても朝サッパリしたいというのであれば、お湯だけで洗うという方法もあります。ソシャンプーの良いにおいはありませんが、寝癖直しやサッパリ感というのは感じる事ができます。
仮に、シャンプーを使って洗う場合に関しては、良くすすぐという事を意識するだけでも毛穴詰まりの心配は軽減できます。ただ、皮脂のとりすぎによる紫外線からのダメージに関しては、防止をかぶるか外出を避けるくらいしか対策ができないので、要注意ポイントとなります。
まとめ
朝シャンはハゲるのか?という事について、その理由を調べてみましたが人間の体のサイクルが関係している医学的根拠のもと、その由来がある事が分かりましたね。
最後にまとめると
- 朝シャンはシャンプーなどの毛穴詰まりの危険がある
- 皮脂が取れすぎて紫外線ダメージを受けやすくなる
- 頭皮の炎症やできものが出来やすくなる
というのがハゲにつながる理由でした。
どうしても、朝シャンしたい場合はお湯だけ、もしくはすすぎをしっかりするというのがポイントですので、朝シャン派の方はこのポイントを覚えておいてください。
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