ただでさえ顔がテカったり、ベタついたりで悩みの種になる脂性肌ですが、更にニキビまできると気分はもう最悪ですよね。
今回は脂性肌でニキビができた場合の対策はもちろんですが、脂性肌ならではのニキビができない様に日頃を気をつけるポイントをまとめていきたいと思います。
残念ながら脂性肌はニキビができやすい
今回の件について、まずは脂性肌とニキビの関係から説明したいと思いますが、そもそもニキビというのは、
- 毛穴が皮脂や古い角質でふさがれる
- アクネ菌(肌に常に存在している菌)が増殖しての炎症
が原因です。
つまり、普通肌と比べて皮脂の分泌が多い分毛穴に詰まりやすいので、ニキビになりやすいというのが大前提となります。
脂性肌の場合は僕もそうですが、顔を触れば脂でベタつくのが分かり、鏡を見ればテカってるのが分かるので、「この皮脂めっ!」と洗顔に気合が入りがちだと思います。

気持ちは分かるけど絶対ダメなやつです。
・肌に刺激や余計なダメージを与えてしまう
・皮脂の落としすぎて、余計に皮脂を分泌させてしまう
などの更なる悪化の道をたどることになるわけです。
これから脂性肌のニキビケアについて書いていきますが、その前にあなたが本当に脂性肌がこちらの記事で簡単に肌診断をしてみる事をオススメします。
これでもし脂性肌じゃないかも!?という事であれば間違ったケアになりかねないので、念の為に先に自分の肌質を確認してからがオススメです。
脂性肌のニキビを治す為には?
、
これの大前提としては、正しいニキビケアがポイントとなります!
とは言っても、
- そんな事は分かってるよ
- それで治らないから困ってるんだよ
- どこに行っても同じ事しか言わないな
と思うのではないでしょうか?

でも念の為の再確認は結構大事です。本当にそのやり方あってる?
ここで重要なポイントというのは、
ニキビが治りやすい人
ニキビが治りにくい人
これによってニキビの対策やケアも変わってくるという事です。
ニキビが治りやすい人なら極端な話、特に何も考えずに洗顔も水だけでしかやってないという事でも治ります。
しかし、ニキビが治りにくいという人は何をやっても治らなかったり、そもそもニキビケア自体を間違っている可能性もあるという事なんですよね。脂性肌の場合は、特に原因が分かりきっていることなので、「皮脂でしょ?」と簡単に考えがちですが、まずはこの点をしっかり理解するのが大切です。
更にニキビの種類によってもまた改善方法が変わってきます。
ニキビの種類によって
- 白ニキビ:肌の表面の問題
- 赤ニキビ:肌の内側の問題
という事が分かるという事です。
それではもっと詳しくみていきましょう。
白ニキビのケアについて

この画像の場合は、ニキビの周りがちょっと赤くなっているの黄ニキビよりになってしまうのですが、このタイプの原因はほとんどが、
皮膚表面の毛穴の詰まりです。
なので、毛穴の詰まりを改善してあげればOKという一番シンプルなニキビです。これをそのまま放置していると、更に悪化して後述する赤ニキビに進化してしまいます。
白ニキビができやすい場所
- 額
- 鼻の下~口周り
- あご
と言われていますが、僕も鼻の付け根と言いますか、鼻の穴の横のくぼみに良くできていました。ひどい時は、唇添いに複数できる事もあり、地味に痛いし見た目も不衛生で悩んでいました。
原因自体が、皮脂の毛穴の詰まりなので脂性肌の場合は特にできやすいのですが、僕の場合は脂性肌の皮脂というより、洗顔時の洗いすぎと髭剃り後に乾燥した事で皮脂が過剰分泌というのが原因でした。
ここに気付くまで、毎日洗顔に気合を入れて潰しては洗いと繰り返していたのを今でも覚えています。
なので、このニキビの初期症状でもある白ニキビや黄ニキビに関しては
泡で毛穴の汚れを落とす洗顔
洗顔後の保湿
をするだけで特に難しい事はなく改善する事ができます。脂性肌に限らず乾燥を防ぐ為に過剰分泌された皮脂によってもできやすいものなので、皮脂を落とす事も大事ですが、乾燥させないというのも大事なポイントです。
赤ニキビのケアについて

このタイプの場合は白ニキビとは違って
皮脂が溜まっている場所が皮膚の奥深く
なので、皮膚表面の問題ではないという事です。基本的にはニキビには段階があり
白⇒赤⇒黄
という順番で悪化していくのですが、白ニキビというのは個人的にですが意識していないと「ん?何かな?」というくらいで男性の場合はそこまで気にしない方が多いと思います。
さすがに赤ともなれば、見てすぐ分かりますし場合によっては痛かったり痒かったりするので確実に存在に気付くと思います。
それでも、間違ったケアや何もせず放置していると最終段階の黄ニキビになるという事です。僕はこの黄ニキビが一時期とても良くできていました・・・(汗)
ここで考えるべきは、早く治したいというのもそうですがより悪化させない為にどうするか?という事です。
基本的にはニキビは自然治癒で治ります。
しかし、治る方向を考えてケアしない限り、次から次へと新しいニキビができてしまいます。
ポイントは
治すよりも作らせない事(予防)
上でも書きましたが、治そうという意識が強くなれば強くなるほど洗顔に気合が入りすぎたり、汗ふきシートやら油とり紙などで皮脂を取りすぎてしまう行動に走りがちです。
でも脂性肌のニキビのほとんどの方は、自分が脂が多い(皮脂が多い)という事は分かっているので、脂性肌のニキビというのは、
皮脂を取りすぎた結果過剰分泌された皮脂
が原因となるパターンが多いです。
つまり、白ニキビ、黄ニキビ全てにおいて共通して言える事は
- 肌を清潔に保つ
- 皮脂を落としすぎない
- 皮脂を過剰に分泌させない
というのが一番大事な事です。
ここさえちゃんと出来ていれば、ニキビは治りますし出来にくくなります。
それでも早く治したい場合は

最終手段は皮膚科に相談
赤ニキビの炎症を抑える為に、抗生剤の塗り薬を処方してもらえるのですがお医者さんに相談して正しい治療をするのが最速で治す方法です。しかし、せっかく治ってもここで書いた基本の事ができていない場合はまた新しいのニキビができますので、やはり一番は予防することです。
肌を清潔に保つ為に気をつける事

ここからは脂性肌に限らずニキビ全般の予防に関する事として、肌を清潔に保つ為に必要な事をまとめていきます。
基本は洗顔なのは当然ですが、男性場合は女性よりも適当(僕だけ?)な場合が多いと思いますので、男性視点で特に気をつけることピックアップして紹介したいと思います。
枕や布団を定期的に洗濯する
既婚者であれば奥さんがやってくれるかもしれませんが、そうでない家庭だったり1人暮らしで彼女がいない場合は自分でやるのがめんどくさくて、最後に洗ったのいつだっけ?という人も少なくないと思います。
枕や布団というのは顔に触れる機会が多いので、ここが汚いと雑菌繁殖の原因にもなります。ニキビの原因はアクネ菌ですが、その他の雑菌によって肌トラブルを引き起こすことになりますし、元をたどればそれがきっかけでニキビに発展する可能性があります。
ちょいちょい触る、潰す
これも僕がそうなのですが、女性の場合ってニキビは触っちゃダメ!と言われれば素直に聞いて触りません。しかし男性(僕)の場合は、「おりゃー!」と潰してしまったり、状態が気になって良く触るんですよね。イライラして無理やり潰すとかしょっちゅうありましたし・・・
ただこんな事していると、手のばい菌や皮膚の細菌などによって余計に悪化します。なので早く治したいもしくは悪化させたくないという人は素直に言うことを聞いてそ~っと治るのを待ちましょう。
脂性肌のニキビケアについてのまとめ
今回は脂性肌のニキビケアについて男性目線で細かく書いてみましたが、
- ニキビには段階がある
- 脂性肌に限らず皮脂が重要
- 乾燥により過剰な皮脂分泌にも注意
この3つが特に大事なポイントでしたね。
ニキビの種類によって、肌の外側なのか内側に問題があるのかでも対策が変わりますし、脂性肌だからと言って皮脂を落としすぎてもダメだという事です。
これは脂性肌でニキビができやすかった僕の体験談ですが、脂性肌はTゾーン(額・鼻)は皮脂が多いのが自分でも分かりますが口周りは髭剃りを毎日するのもあってか乾燥しがちです。
鼻近辺にできるのは、脂性肌のもともと多い皮脂
口周りは乾燥にって過剰分泌された皮脂
これが僕の脂性肌のニキビの状態でした。
これを改善する為にやったのは市販の洗顔と化粧水を使っただけなのですが、仕事のストレスや体調が崩れたときはやっぱりニキビはできます。
でも、何もしなかった頃よりは確実に減りましたしできにくくなったのは実感しています。
という事で、脂性肌のニキビケアの最後のまとめは
洗顔後の化粧水での保湿
これでダメなら別の要素を考えなければいけませんが、これまで何もケアしていないという方なら改善に向かうことは理論的にも間違いありませんので、一度試してみてください。