化粧品と聞けば女性でしょ?と思ってしまうのが普通だと思いますが、脂性肌は男性がなりやすいものであり、男性の肌の悩みNo1と言っても過言ではないものです。
今回はこの化粧品について男性目線でどうやって選ぶのか?
脂性肌には何が必要なのか?という点についてまとめたいと思います。
脂性肌の男性が選ぶべき化粧品とは?
まず始めに、男性だと聞きなれない『化粧品』という言葉から解説したいと思いますが、化粧品と言って思いつくのは何がありますか?
僕は男性ですが、女性で言う所のメイク道具(口紅、ファンデーション)が化粧品と聞いて思い浮かぶものです。
これについて調べてみたところ、化粧品というものには定義があり、このように言われています。
医薬品医療機器等法第2条第3項で、化粧品は次のように定義付けられている。 人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%96%E7%B2%A7%E5%93%81
なんか言葉が難しく感じてしまいますが、簡単に言うと薬とは違う体をキレイに健康に保つ為のものという感じでしょうか。という事から、化粧品と言ってもメイク関係の物だけでなく
- 入浴剤
- 歯磨き粉
なども化粧品の括りになるという事でした。
こう考えると男性でもまだ身近に感じるのではないでしょうか?
化粧品というか「化粧」のイメージが強いから男には関係ないと思いがちなんでしょうね。
そこで本題ですが、今回はあくまでも男性の脂性肌に関係する化粧品の選び方という事で、お風呂用品とか歯磨きグッズではなく、スキンケアに関するものについてまとめていきます。
ピックアップ項目はこの4つです。
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液orクリーム
上記に対して、脂性肌の男性が選ぶべきこれら化粧品のポイントを見ていきましょう。
脂性肌の男性の洗顔の選び方
第一前提として、脂性肌の方は顔に脂が多い!
なので、顔が脂でベタついて気持ちが悪かったり、テカってはずかしいという悩みが強いです。
それをどうにかしたいから、洗顔で皮脂を落とそうと頑張るのですが、他の記事でも書いている通り
- ゴシゴシと気合を入れて洗顔
- スクラブ入りの洗顔料で洗顔
- スースーするタイプの洗顔
を使ってしまうと、洗浄力が強すぎて皮脂を落としすぎてしまうことにつながります。
そうなると、今度は逆に体が『皮脂が足りないから出そう!』という状態いなり、脂性肌が悪化してしまうという流れです。
ここで洗顔を選ぶ上でのポイントですが、あくまでも個人差がある事は前提に置いた上でオススメは固形石鹸タイプ の洗顔料です。
というのも、洗顔フォームというのは洗浄力が強い傾向(スクラブ入りとか)があり化学合成の薬品などを含まれているケースが多いです。ただ、これでも大丈夫という人もいるので、大丈夫なら良いのですが、
「これから脂性肌のケアをしていきたい」
「肌がもともと弱い」
という感じで、どれが良いんだろう?と迷うのであれば、最初はシンプルな固形石鹸がオススメですし安心です。
僕が実際に使ってみて良かったものを一応載せておくので興味があればチェックしてみてください。
脂性肌の男性の化粧水の選び方
次に化粧水ですが、僕がメンズスキンケアを始めた当初一番めんどくさいと感じていたものでした。お風呂に入るときは、『洗顔してから化粧水』と覚えているのですが、お風呂から上がりドライヤーで髪を乾かしたらもう忘れてるんですよね^^;
話がそれましたが、脂性肌の場合だと常に顔に脂が溢れている状態なのでこれを
脂で顔がベタついてる=水分が足りている
と勘違いしやすい傾向があります。
これは全く別物というのは確実に抑えておきましょう。更に言うなら、水分が足りなくて乾燥しているからこれを防ぐ為に皮脂を過剰に出しているという状態なんです。
なので、化粧水を使う理由というのは
・洗顔後に失われた水分の補充(保湿)
・乾燥して皮脂を過剰分泌させない為
という事になります。
特に男性は毎日ヒゲを剃ると思いますので口周りは乾燥し易いです。
化粧水に関しても、肌質によって向き不向き(さっぱりタイプ、しっとりタイプ)があるので感想がひどい場合は、保湿力が高いものがおススメです。
欲を言えばビタミンCが入ってるものが良い
なぜビタミンCかというと、ビタミンCの効果に
・皮脂の分泌を抑える
・毛穴を引き締める
という作用があるので脂性肌の人にはピッタリなんですよね。
これに関してはどちらかと言うと女性向けの商品が多く、価格も1500円~8000円と高めとなるので一つの例としてこういうのもあるという感じで選び上でのポイントです。
脂性肌の男性の美容液の選び方
次に美容液ですが、男性だと特に関係ないと思いがちなものですよね。水分補給の化粧水と違って、肌に良い栄養素や美容成分が濃縮された液体ですね。
美容液を使う理由としての多くは
- 肌の美白
- シミやそばかすの予防
- 保湿
という感じで、やっぱりどちらかというと女性向けであることは間違いないです。
男性の場合は、まずは基本的なスキンケアをマスターしてから保湿+αをするなら・・・という話になるかと思います。
脂性肌の男性視点で美容液を選ぶとなれば、もちろん保湿に重点を置いたものになります。脂性肌に効果的な美容液というのは、『セラミド配合の美容液』
セラミドというのは、こちらの記事
⇒男性の保湿不足は脂性肌の原因になる?勘違いし易いポイント解説
でまとめている肌の角質層になる、レンガの様に組み重なっているものです。
これが配合されていれば肌の水分補給はバッチリという事から、乾燥による皮脂の過剰分泌を抑える事ができるので、脂性肌お軽減に役立つという事です。
ただこの美容液は平均相場が5000円~高いものだと15000円前後するので、本当に本気の男性じゃないとなかなか手が出せないのではないかと思います。
僕も美容液はまだ使った事がありませんが、使用感などは試してみたいので使った時には体験記事も書いていきたいと思います。
乳液orクリーム
最後に乳液とクリームについてですが、メンズスキンケアで言う所の最後の仕上げとなる部分ですね。
一般的なメンズスキンケアの流れで言えば、洗顔⇒化粧水⇒乳液orクリームという形になりますが、ほとんどの方が化粧水止まりだと思います。
この化粧水の後が結構ポイントだったという事に気づくまで時間がかかりました(汗)
それで、この最後の乳液とクリームの役割についてですが、
化粧水などの水分や美容液の成分が蒸発するのを防ぐ
というものです。
イメージしやすいもので例えればパックですかね。
もっと簡単に言うなら、鍋でお湯を沸騰させる時に熱が逃げないようにフタをするイメージです(笑)
乳液orクリームと書いているのは、一緒に使うのではなくどちらか片方で良いという事です。この違いというのは価格もそうですが、含まれる成分や油分、水分などで違ってきますので基本的には好みの問題で選ぶと良いです。
乳液:水分が多く保湿が主体
クリーム:油分が多く保湿と肌の保護が主体で持続力が強い
というのが大きな違いです。
もちろん商品によってこの割合は変わってきますので参考程度に見てもらえたらと思います。
脂性肌の場合は乳液の方が良いかも!
これも個人差があるので、もし乳液かクリームを脂性肌で使うとなれば油分よりも水分が多く保湿を主体に作られている乳液の方がオススメです。
価格はどちらも3000円~5000円前後が相場ですが、男の僕からすればやっぱり高いな・・・という印象です。
男性向けの脂性肌に役立つ化粧品の選び方のまとめ
今回は脂性肌の男性向けにスキンケアを考えた場合の化粧品の選び方についてまとめました。基本的には洗顔と化粧水による保湿をしておけば、最低限は大丈夫ですがこういうものもあるし、実際気になってるけど、どれが良いの?という方の役に立てば良いなと思います。
最後にそれでも
洗顔⇒保湿⇒仕上げというのがめんどくさい!
という方向けにオールインワンタイプのスキンケアがあります。
これについてはこちらの記事でまとめていますが、洗顔と同時に保湿や美容液の成分まで一緒に済ませることができるものがあるという事です。
つまり3ステップが1ステップで終わるという事で、時間も手間も短縮できるというものですね♪価格も500円からできるものもあるので、一度チェックしてもられば参考になるのではないかと思います。
僕はちょっと前まで化粧品と言えば女性向けと考えていましたが、今回まとめてきた様にそれぞれの化粧品の役割を理解すれば男性にも必要なものだと言うのが分かりました。
この記事が、これから脂性肌を改善したくてメンズスキンケアを考え始めた方の参考になれば幸いです。