敏感肌の場合だと普通肌やその他の肌質ではなんともない様な刺激でも過剰に反応してしまいますよね。赤くなって痛かったり、乾燥によりヒリヒリや痒みなど様々な肌トラブルに悩むと思います。今回はこんな悩みを改善すべく敏感肌のケアについてどうやったら改善できるのか?という事についてまとめていきたいと思います。
敏感肌を改善する為に気をつける事
敏感肌になってしまう原因としては
肌の表面の角質層の水分不足
刺激やダメージに対抗するバリア機能の低下
によって、肌を守る機能が弱くなっている為、肌がそれらに敏感に反応したり影響を受けることです。
つまり、敏感肌の最低限のケアとしては、
- 洗顔時にゴシゴシ洗って刺激を与えない
- 皮脂を落としすぎない
- 洗顔料のすすぎ残しを残さない
- 髭剃り時はシェービングジェルなどで刺激を抑える
- 保湿、保水をしっかりする
というのが敏感肌にならない、悪化させない為に必要なポイントです。
洗顔で敏感肌をケア
男性の場合、
洗顔=皮脂(脂をしっかり落とす)
という意識が強いと思いますが、スクラブが入った洗顔やスースーするメントールタイプの洗顔を使うとそれだけでも刺激物になりますので、肌がもともと弱い方にはあまり良くありません。
なので、敏感肌のケアを洗顔でする場合はまず
スクラブやメントール入りは避ける
という事から変えていく必要があります。
僕の場合は、ストレスや環境の変化で一時期敏感肌の様な症状が出たことがありましたが、ニキビや吹き出物がたくさんできて、上で書いた『THEメンズ洗顔』みたいなタイプを使っていました。
良くわからないからコンビニとかで男用みたいなやつ選びますよね
その結果がこちら・・・
- 顔がヒリヒリする
- 赤みを帯びる
- もっとブツブツができる
という最悪の結果を招きました。
当時はこの洗顔が原因だったとは思いませんでしたし、気付きもしませんでしたがスキンケアに気を使うようになってから、あれが原因だったんだと実感しています。
という事から、
- 洗顔は余計なものが含まれて居ない固形石鹸が理想(刺激が少ない)
- しっかり泡を立ててから泡で洗うイメージ(手の摩擦を与えない)
- お湯の温度も熱すぎないぬるま湯(人肌くらい)
この3つに気をつけるだけでも肌に対する刺激が減りますので敏感肌のケアとして改善の方向に向かいます。
敏感肌は髭剃りに注意
つぎに髭剃りですが、男性の敏感肌の場合は特に口周りが荒れますよね。
上でも書いた通り、僕が過去に環境の変化で敏感肌になった時は髭剃り後の口周りがとてつもなく大変な状態になりました。
ヒリヒリが尋常ではない
カサつき粉ふきがすごい
白ニキビ、黄ニキビが大量にできる
髭剃り時はただでさえ、肌に直接刃を当てて削り取っていると言っても過言ではないので、肌の表面、つまり角質も一緒に削り取っている事になります。洗顔で気をつけるべき摩擦もそうですが、髭剃りの刃からの刺激を極力抑える為にシェービングジェルは確実に使いましょう。
ここでポイント
洗顔しながら髭剃りもできるというタイプのものがありますが、僕が実際に使った感じではオススメできません。市販のメンズ洗顔料は基本的にスースーします。つまり、洗顔から考えればメントールはオススメしないのでNGですが、髭剃りもとなれば完全にダメです。
実際僕が使ってみて体験したのですが、やっぱり洗顔と髭剃りを一緒にするのはなめらかさが足りませんでした。
最近僕が使っているシェービングジェルはこれです。
たまたま出張先のドラッグストアで髭剃りを買う時に買ったものですが、すごく使いやすかったのでオススメです。価格も300円くらいで量も申し分ないので、なかなか良いのではないかと思います。
もし近所に売ってないという事であればアマゾンでも買えますのでちょっと試してみようかな?と思う方は下のリンクから販売ページを見ることができます。
男性の敏感肌で一番困るのは個人的に口周り だと思いますので、髭剃り時は敏感肌のケアの重要なポイントになります。
- シェービングジェルで摩擦などの刺激を減らす
- 髭剃り後はしっかり保湿
この2つをしっかり抑える事で、僕の様なヒリヒリやブツブツを限りなく減らすことができますので、悩んでいたら一度試してもらいたいと思います。
ちなみに、今回はT字の髭剃りを前提に書いていますが、肌に直接刃が当たりにくい電気カミソリの方が摩擦も刺激も少ないのでオススメです。
分かっていても僕はT字の方がなぜか好きです(汗)
敏感肌のケアには睡眠も重要
ここまでは、どちらかというと男性の間違ったスキンケアという角度からの話でしたが、最後は睡眠が大事という生活習慣の話になります。
睡眠は肌に限らず健康にも大きく関わるというのは大前提ですが、睡眠中に分泌される成長ホルモンが肌のバリア機能に大きく関係しています。
冒頭で書きました敏感肌の原因の一つに
肌のバリア機能の低下
というのがあったと思いますが、睡眠中の成長ホルモンによって肌のバリア機能が回復します。つまり睡眠不足の場合は肌バリアが修復されないまま、日中の刺激やダメージを受ける事になりますので、しっかり体と肌を休めてリセットするというのが大事という事です。
敏感肌のケアの要は保湿
男性の敏感肌のケアについて失敗しがちな
洗顔時の刺激
髭剃り時の刺激
と言う2つの注意ポイントを挙げましたが、この時点ではまだケアというより予防と言うのが正しいと思います。どちらも刺激を与えて敏感肌になる、もしくは悪化を防ぐという考え方ですね。
もちろん正しいやり方に変えるだけでもケアできるわけですが、
敏感肌のケアは保湿が一番大事です。
- 洗顔時に皮脂を落としすぎる
- 洗顔時のゴシゴシで肌に刺激を与える
- 髭剃りで角質を削る&刺激を与える
これらは全て乾燥につながります。
皮脂の落としすぎに関しては過剰分泌で脂性肌になるという場合もありますが、基本的にはやはり肌を乾燥させる事につながり、その結果
肌バリアの低下
肌の代謝の低下
という事が重なって敏感肌になってしまいます。
その為、乾燥を防ぐ為には保湿、保水がとても大事という事です。
肌のバリア正常に保たれれば外部からの刺激にも対応できますし、過剰な皮脂を抑える事ができればニキビの原因も一緒に抑える事ができますので、敏感肌あるあるの肌トラブルを軽減できるという事です。
当サイトでは、敏感肌に限らず男性のスキンケアとして、30代の男性目線からオススメのものをピックアップしています。敏感肌のケアの場合は保湿がメインになりますので、化粧水や乳液が肝となるのですが、こちらの記事で価格や内容から見たオススメをまとめているので参考にしてもらえればと思います。
⇒30代男性の化粧水オススメBEST3!選び方や気をつけるポイントも紹介
男性の敏感肌のケアについてのまとめ
今回は男性の敏感肌のケアについて、30代男性の僕の経験をもとに
洗顔時
髭剃り時
をメインテーマとして挙げました。やっぱり女性と違って男性の場合は力でなんとかしよう(笑)という傾向が強いという印象ですので、洗顔時のゴシゴシや髭剃りもめんどくさいから石鹸とか、ひどい時には水をかけてやっちゃったりなんて事もあるのではと思います。
ここまで書いてきた通り、そんな事をやっていると肌が傷つきますし敏感肌やその他の肌トラブルで悩むことになってしまいます。
最後のまとめとしては、保湿や保水というスキンケアが一番大事となりますが、その前にまずは洗顔と髭剃りの時のダメージの軽減という事から始めるのが良いと思います。
それだけでも多少は改善しますし、更に保湿や保水を行うことで完璧というのが正しい敏感肌のケアという事になります。