男性の肌の悩みで一番多いとされる脂性肌ですが、これってどんな症状が出て何が原因なのか?そして、年齢に関係なく誰にでも起こりえるという事で、現時点で脂性肌なら悪化させない為に、そして脂性肌にならない為に気をつけるポイントなどを今回はまとめていきたいと思います。
脂性肌ってどんな肌?
脂性肌というのは、別名オイリー肌とも言われる
「何かしらの原因で皮脂の分泌が過剰にされている状態の肌」
特徴としては、
- 顔が全体的に油っぽい
- ベタつきやすい
- 特にTゾーン(おでこから鼻)
- ニキビができやすい 毛穴の開きや詰まりが目立ちやすい
- 加齢臭などの臭いの原因にもなる
これらが挙げられます。
男性は脂性肌になりやすい
肌質には、大きくわけて
- 普通肌
- 脂性肌
- 乾燥肌
- 混合肌
という4つのタイプに分かれます。
その中でも脂性肌で悩む男性が一番多いと言われています。これに年齢も関係なく、若い世代~僕と同じ30代、そしてそれ以上の年代も含めて一番多いという事です。

それに加えて男性ホルモンも影響もあります。
男性ホルモンによって皮脂の分泌を活発させる事も、脂性肌が多い原因の一つです。
自分は脂性肌?簡単なチェック方法
上でも書いた通り、肌質には4パターンありますので、自分はどれに当てはまるのか?
という方もいると思います。
この記事を読まれているという事は、特に脂性肌かな?と心配もしくは気になって見ていると思うので、自分で脂性肌かチェックする為の方法も紹介したいと思います。

朝の洗顔後20分待つべし
こうすることで、脂性肌がどうかの目安が簡単に分かります。
どういうことかと言うと、朝の洗顔後に化粧水などを塗らずに放置していると、20分~30分もすれば顔にツッパリ感を感じてくるものです。
しかし、脂性肌の人は文字通り脂が過剰に分泌されているのでツッパリ感を感じません。更に、脂が浮き出て洗顔してちょっとしか経ってないのに、顔がテカったりなど見てわかる現象が起こります。

ここが脂っぽかったりベタついてるなと思う場合は脂性肌の可能性が高いという事です。
男性の脂性肌の原因について
次になんで脂性肌になるの?という疑問を感じると思いますが、上でも書いた通り

というのが根本にあります。
男性ホルモンの関係で女性より皮脂が多いという話です。
更にそれとは別にもう一つ男ならでは性質があります
これは全ての男性に当てはまるというわけではないと思いますが、僕がそうなので一つの例?として考えてもらえればと思います。
- 清潔とはゴシゴシ洗って汚れを落とすべし!
- スキンケア?男が女みたいなことしてんじゃねー!
こんな風に思っている人(過去の僕)は脂性肌になりやすい可能性が高いです。
こんな方は自分で原因を作っているという事です。
それでは一つずつ細かく解説していきますね。
清潔とはゴシゴシ洗って汚れを落とすべし!
皮脂の落とし過ぎが脂性肌の原因になる
僕がそうでしたが、肌に限らず汚れってしっかり落としたいからゴシゴシ洗ってしまいます。
今回の脂性肌に関しても、

という事から、洗顔も気合いれてゴシゴシやって脂を落としてやる!と意気込んでしまいがちなんですよね。
更にもっとキレイ好きな人の場合
- あぶら取り紙
- 汗拭きシート
- 飲食店にあるおしぼり(特におじさん)
などで、ちょこちょこ顔を拭いて汗や脂をどうにかしようと考えていると思います。
これによってどうなるかというと、
皮脂の落としすぎという状態になります。


こう思うのではないでしょうか。
ここで大切な事は皮脂は敵ではないという事
脂性肌の事だけを考えると、皮脂の分泌が原因になるので敵だと思ってしまうのですが、
皮脂には
- 体内の水分の蒸発を防ぐ
- 雑菌やウイルスからのバリア
という大事な役割ももっています。

と完全に落としてしまうと肌の免疫関係に今度は問題がでてきます。
それを事前に防ぐ為に、皮脂を過剰に落とした場合は
「バリアが足りない!急いで皮脂をだせー!」
と体から命令が出されるので、これが余計に皮脂を分泌させる原因にもなってしまいます。
スキンケア?男が女みたいなことしてんじゃねー!
これも全ての男性に当てはまることではありませんが、男性は女性よもスキンケアなど美容に関心がありません。特に僕と同じ30代~の昭和の男となれば、特に「女みたいな事をするな」と言われて育ってきたのではないでしょうか。
僕は九州なので特に九州男児の血というか土地柄でそんな事を言われてました^^;

とは言っても、僕はめんどくさがりなので手間はかけたくないというのは分かるのですが、脂性肌の原因にならない為のポイントはしっかり押さえておくのが良いです。

- 化粧水による保湿
- 日焼止めによる紫外線対策
化粧水による保湿
洗顔後はさっぱりして気持ちが良いものですが、上でも書いた通り汚れと一緒に皮脂も落ちてしまうので、その後何もしないと肌が乾燥してしまうのが一般的な流れです。
しかし、その乾燥を防ぐ為に皮脂が分泌され、その量は人によって変わってきます。
脂性肌が気になる、もしくは防ぎたいという方は、この洗顔後の保湿をする事で肌の乾燥を抑え、皮脂の過剰分泌も防ぐ事ができるという事です。

という方は、めんどくさがりの僕が近所のドラッグストアで見つけて使っているものと、脂性肌による顔の臭いについてまとめている記事があるので参考にしてもらえたと思います。
日焼止めによる紫外線対策
これも、日焼止めだと?それは女のする事だ!と僕は昔から言われていましたが、皮脂にはバリア機能があると書いた通り、紫外線からの肌へのダメージからも守ってくれています。

この強化というのが皮脂量をアップさせるという事です。
つまり、男性だから日焼止めなんていらない!
これが、皮脂の分泌を増やして脂性肌になる原因になるという事です。
男性でも日焼止めを塗ることによって、皮脂のバリアに頼らない紫外線対策ができるので、皮脂バリアの強化の必要が無くなり皮脂の分泌も抑える事ができるという事です。

という方は、日焼止め専門用語のSPFとかPAの説明も簡単にまとめたこちらの記事を参考にしてもらえたらと思います。
-
男性の日焼け止めの選び方!日焼け止めのSPFやPAはどうやって決める?
脂性肌の手入れはどうしたら良い?
ここまでの流れとしては


という事に関してまとめてきましたが、最後のまとめとして
これ以上脂性肌を悪化させない為の手入れ方法
について見ていきましょう。
脂性肌のスキンケアとしてのポイントは
- 余分な皮脂は落として清潔に保つ
- 洗顔後の保湿で過剰な皮脂の分泌を抑える

イメージとしては手で洗うのではなく洗顔料の泡で洗うというイメージです。
ゴシゴシ洗うというのは、皮脂を落としすぎてしまうというのはもちろんですが、肌への刺激やダメージになる事でその他の肌トラブルの原因にもなりかねません。
更に洗浄力が強すぎる洗顔料を使う場合も皮脂の落としすぎに関しては同じ事が言えますので、自分の肌質にあった洗顔料や化粧水を選ぶことがとても重要になります。

-
30代男性の洗顔料オススメBEST3!選び方や気をつけるポイントも紹介
を参考にしてもらえればと思います。
洗顔後の保湿に関しても、上の選び方の記事で洗顔から保湿までセットになっているものもありますので、どれが良いか分からないという方は一度そちらに目を通して頂ければと思います。

女性の場合は、美意識が高い為、いろんなスキンケア商品や方法がありますがどうしても男性はめんどくさいという気持ちの方が勝ってしまいがちですし、自分で調べてやるのも億劫になります。
なので、この男性のスキンケアに関して何か商品を買うという事ではなく基本的なやり方についてもの記事で男性向けにまとめていますので、参考にしてもらえればと思います。
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30代からはじめるメンズスキンケアの3つのポイント!夏冬はここが重要
男性の脂性肌についてのまとめ
今回は男性の肌の悩みで一番多いとされる脂性肌について、概要から原因、対策までをまとめてみましたが、まずは自分の肌質を確認して自分に合ったスキンケアをするのが大切です。

脂性肌は、ニキビや吹き出物の見た目に関する悩みもそうですが、皮脂が酸化して加齢臭など顔からの悪臭にもつながってしまうので、正しいスキンケアで対策するのが大事です。