地震などの災害時にとても重要な食料や水。中でも水は様々な用途ができ災害時は貴重になります。そんな水ですが、もしもの時の為に買い置きしてたけど結局使わず長い月日が経ってしまった。この水どうする?この点についてまとめてみました。
賞味期限が切れた水はアウト?セーフ?
という事で、日本は地震が多い国ですし、万が一の時の為に水や食料をストックしている方も多いと思います。
ただ、ストックしている食料や水を使うことがない(無事)のが一番ですが、賞味期限が切れてしまうと捨ててしまわないといけないのか?
と考えるともったいないですよね。
という事で、今回は大量のストックが必要となる水(ミネラルウォーター)について、この賞味期限問題を解決したいと思います。
結論としては、状況にもよるが賞味期限は関係ない!
これが僕個人の結論です。
この理由についてはこれから順番に書いていきたいと思います^^
水の賞味期限ってどこに書いてる?
そもそも水の賞味期限って考えはするけど、どこに書いてあるか知ってますか?
僕はこの記事を書くまで、気にはしていたけど
「そういえばどこに書いてあるんだろう・・・」
という感じでピンときてなかったんですよね。
実際、買い置きしてる水の賞味期限を調べようと見てみると、
ほうほう欄外に書いてあるのか!
箱をグルグルと確認してみるも書いてない!(怒)
もしかしたら水本体(ペットボトル)に書いてあるのかな?
今度はキャップかい!
最初から欄外じゃなくて「キャップ」って書いておいてよ!
ってな感じで誘導されるままキャップを確認してみると・・・
ん?どういうことだ?
これについて調べてみると、
水の賞味期限の記載パターンが会社によって違うみたいです。
今日の日付(2018/7/4)を元に例を挙げると
- 2018.07.04
- 180704
- 2018年7月
こんな感じで販売会社によって記載の方法が違うという事でした。
という事で現在防災用で備蓄しているうちの水の賞味期限は「190603」という事で、2019年の6月3日という事になりますね。
※購入したのが6月半ばだったので約1年の賞味期限のようです。
賞味期限と消費期限の違いから考える
せっかくなので簡単に賞味期限と消費期限の違いも書いておこうと思います。
賞味期限
おいしく食べれる期限
なので「過ぎても食べれないことはない」
例)ポテチなどで賞味期限を過ぎて、腐ってはないけど「ふにゃふにゃで美味しくない」でも食べれる!みたいなイメージが賞味期限です。
消費期限
これを過ぎると食べない方が良い
この表記は「弁当」「サンドウィッチ」などの生ものだったり、傷みやすいものに書かれていることが多いですね。
これは文字通り「この期限までに消費してください」という事なので、これは守った方が体調不良などの危険回避になります。
これらの期限は適切な保存方法を守った上のでの期限です。
直射日光をさけるとか、高温多湿なところを避ける、未開封などのルールを守って保管した上ので期限なので、これを守っていない場合などは期限に限らず基本的には早めに消費するのが安心です。
というわけで2つの違いの話は終わりにして、本来のテーマの水の賞味期限に関してですが、結論から言うと、過ぎても飲めないことはない!という事になります。
ただ「水で美味しくないとか想像できない」
そういえば、水も腐るって話は聞いた事があるけど・・・
調べてみると、水の賞味期限に関しては味とは別に表記する理由がありました。
水の賞味期限の本当の理由
水の賞味期限の真意というのはなんと!
「量が減る!?」という事みたいです。
というのも、ペットボトル自体が通気性を持つ素材の為、そのせいで水が少しずつ蒸発して減っていくみたいなんですね。
減るだけじゃなく、多少なりとも空気に触れてしまう事から風味が変わったりなんかも考えられるとか。
つまり、水の賞味期限に関しては、「記載された賞味期限を過ぎると水が買った時より減ってる可能性がある」
って事が一番驚いたポイントでした。
もちろんこれは、未開封で適切な保存方法の場合です。
一度空けると、そこから空気中の雑菌などが入って、それらが繁殖して水が腐ってしまう事も充分考えられます。
今回の「水」は滅菌処理をしてある水についてです。
水道水をペットボトルに入れて保管してるとか、殺菌処理をしていない安い水などの場合は、今回の問題とはまた別に問題がありますので、保存用で水を購入する場合は
殺菌処理済みの水を買う!
これが大事なポイントです。
ちなみに、殺菌処理していない場合は容器に記載する義務があるみたいなので、購入前にそこは確認してから!というのを覚えておいてください。
あまりにも期間が過ぎたら飲み物以外に使う
最後になりますが、賞味期限は問題ない!と言ってもやっぱり数年、数十年前のものとなれば怖いですよね。
なのでそういう場合は、災害時の洗顔だったりトイレ用だったりと、飲み物以外の用途に使えば無駄がないですね。
あとは、期間はそんな経ってないけどちょっと不安
という場合も、一度加熱するとか料理に使うとかでも無駄がなくて安心だと思います。
というわけで、今回は水の賞味期限について
- 過ぎたらどうする?
- いつまでなら大丈夫?
- 捨てるのもったいないよね
という感情から調べてみましたが、市販のミネラルウォーターの場合は基本的には過ぎても心配ないというのが、僕がだした結論です。
最後まで読んで頂きありがとうございました^^
この記事が参考になれば幸いです。