ムカデってどこから入ってくるんですかね。梅雨の時期は心構えができますが、不意打ちで見つけると気分だだ下がりで怖くて眠れなくなりませんか?そこで今回はムカデ対策として、僕の体験談を元にムカデに立ち向かう為に必要な事をまとめたいと思います。
ムカデ対策で梅雨を乗り越える
基本的に都会にお住まいの方ならムカデと遭遇する機会は田舎より少ないと思いますので、今回の記事はどちらかというと『ムカデの対策が必要な方』へ向けての内容となります。
つまり
- 近くに山や畑などがある
- 新築ではないお家
- 毎年ムカデに困っている
こんな感じの方ですね。
ちなみに僕も田舎で今住んでる家も木造平屋です。実はこの記事を書いてる今日(4/18)に今年初のムカデとの対面でしたので、ムカデ対策について書くことにしました。
ムカデが侵入しない為の対策
早速ですが、『善は急げ!』という事で、外にいるムカデは後回しにしてまずは家の中に入ってこない為に必要な事から書いていきます。
毎年思うのですが、『え?どこから入ってきたの?』これムカデあるあるだと思います。
ムカデの侵入経路としては、
- 網戸や窓の隙間
- 床下と室内の隙間
- エアコンと室外機の間
- キッチンなどの排水溝
- 換気扇
など、とにかくどこからでも入ってきます。
という事で基本的には
隙間を埋める
侵入しそうな場所にあらかじめ殺虫剤をまいて置く
というのが簡単にできる対策方です。
6月の梅雨時期は僕も徹底してこのムカデ対策に気合を入れるのですが、今年は思っていたよりも早くて油断してました。
殺虫スプレーライン対策
画像の赤ラインの様に、網戸や窓の枠などムカデの侵入経路となりそうな所に殺虫剤をあらかじめスプレーしておく作戦です。僕が使っているスプレーは、別件で蜂の巣退治につかった
ハチアブマグナムジェットという中々強そうな殺虫スプレーです。このスプレーに関しては基本的に、ゴキジェットなどでも代用が効くと思いますので選ぶときは『強そうな物』がポイントです。
スプレー自体にムカデに対応してるものなどがあれば尚良いと思いますが、『強力』という表記があれば大体大丈夫だと僕は思います。
外から室内への侵入対策としては、それ様に粉タイプの物がありますが、家には犬と猫がいるので地面に撒くと間違って食べないか心配なので使ってません。
注意!雨が降ると効果が落ちる
当然の事ですが、雨が降ると薬剤も流れてしまう事から効果が薄れると思います。もちろん、雨の後など塗れている所にスプレーしても薄まってしまうので、しっかり水気をふき取ってからやるのがオススメです。
頻度ですが、心配ならムカデシーズン(梅雨)は毎日やるのが安心ですが、僕は2~3日に一回やってるだけでも遭遇率は下がったので、それぞれに合った回数で様子を見るのが良いかと思います。
ムカデに侵入された場合の対策
僕の場合は、いつムカデと会っても良い様にすぐ手の届く場所に
- 軍手
- ビニール袋
- 殺虫スプレー
を配置しています。
幸いゴキブリに関しては今年は一度も見てないので良いのですが、ムカデは逃げられると不安で寝れないので、見つけたら、やっつけるまで見失ってはいけません。
ムカデを倒すまでの流れ
- 覚悟を決める
- 軍手と袋を利き手に装備
- 逆の手にスプレー
覚悟を決める
ムカデは見た目が強烈ですし、久しぶりに見るとビビると思います。しかしヤツは毒を持ってるし、噛まれると痛いので殺るか殺られるかの戦いですので、自分と家族を守る為にも覚悟を決めましょう。(逃げられる前にできるだけ早く)
軍手と袋を利き手に装備
ビニールだけでも良いのですが、最後は掴んで捨てるので手の感触を和らげる為にも、僕は軍手を二重に付けます。利き手にするのは、万が一逃げられそうになった時に、しっかり掴んで握りつぶすという奥の手用です。
逆の手にスプレー
ワンプッシュなので力は入りません。必要なのは命中させるだけなのでできる限り近づいて確実に吹き付けてやりましょう。
ムカデの動きはそんなに早くない
足がたくさんあるくせに動きはそこまで早くないので、警戒されていなければ討伐はそこまで難しくありません。
しかし、スプレーを一度かけてしまえば向こうも命がけなので必至で逃げようと、通常よりも早く逃げます。
スプレーする前に回りを片付ける
ごちゃごちゃしている空間で逃げられると物陰に入ったりして、捜索が困難になります。なので、上で書いた通り、ムカデは警戒しない限りウネウネとゆっくり動くので勝負の前に、近くにある小物を片付けてバトルフィールドを確保しましょう。
スプレーしたら動きを封じる
スプレーしても、ムカデの内部に薬剤が浸透するまでに多少の時間がかかる為、必至で逃げようと暴れます。この動向を追うことができるなら、逃げた先での死がいを片付ければ良いですが、スプレーが甘かったりで生き延びた場合は後が怖いですよね。
なので、この目で最後を見届けるのがやっぱり安心です。
つまり、スプレーと確保は同時が好ましいです。スプレーをかけた瞬間に逃げはじめたムカデを軍手ビニール袋で確保して、ビニールをくるっとして捕獲です。
しっかり口を押さえていれば
という感じで数秒後には動かなくなります。
僕はこの後、踏んだりして確実に仕留めますが、基本的にはスプレーだけでも大丈夫です。過去に噛まれてトラウマがある僕は『念には念を』という感じです。
ムカデと遭遇しない為に気をつける事
ムカデ対策としてはここまで書いた事でほぼ大丈夫だと思いますが、関連知識としてムカデに会わない為の事前対策も紹介しておきます。
ムカデの習性を知る
ムカデは基本的には家に住み着く虫ではありません。
つまり、家に入ってくる理由は
- 迷い込んだ
- エサを探しにきた
こんな感じです。
ムカデの生息場所というか好む場所というのは、湿気の多い場所(土の中、落ち葉の下、石の裏)です。
つまり、室内にこんな場所があるとちょっと危険という事です。この事からキッチンやお風呂などの水場は要注意です。
ムカデのエサは?
という事はゴキブリがいなければムカデとの遭遇確率も軽減できるという事なんです。ゴキブリはなんでも食べる(エサ)にするので、食べ物関係をしっかり片付けて置けば、合わせて対策する事ができます。
ゴキブリはバルサンなどで一気に駆除するのが簡単ですね。
ムカデは夜にエサを探す
今日僕が遭遇したムカデも、夜にリビングをウネウネと移動していました。
という事で、ムカデは夜にエサを探す様です。これが全てではないので夜行性というわけではないのですが、基本的に『暗い所』が好きという事です。という事から、1日の中で特に夜は遭遇率が上がりますので注意が必要です。
どうせ合うなら、寝る前に見つけて安心して寝たいものですね。
おまけ:ムカデの早期発見方法
ムカデの対策と注意点に関してはここまでで紹介しましたので、最後におまけとしてムカデの早期発見方法を紹介して終わりたいと思います。
ムカデの存在に気付く瞬間の注意点
冒頭で書いた通り、僕は山と海が割りと近場にある田舎に住んでいるので、僕の友達も同じ様にムカデの被害が多いんですよね。
中には1日3匹遭遇するという人もいて、その子はムカデ用の蚊帳で対策していると言ってました。
ここではムカデの早期発見に役立つ3つの注意ポイントを紹介します。
- 音
- 視界
- 窓際は常にチェック
この3つです。
音
僕の周りでは、夜中に天上からムカデが落ちてきて顔を噛まれたという人が多いのですが、ムカデが落ちてきたら『ボトッ』と音がします。落下地点の素材などで絶対とは言い切れませんが、シーズン中に、寝ていて変な音がしたらムカデを警戒するのが良いです。
視界
今日の僕がそうでしたが、『あれ?今なんか動かなかった?』というあの感じです。僕も一度はその方向を見たのですが、スマホに光が反射しただけか~で終わりました。でもまたその違和感があったので、もう一度しっかり確認したらムカデの頭がちょこっと見えたので早期発見に至りました。なのでシーズン中はこの違和感にも注意してみてください。
窓際は常にチェック
10cm前後の大きいムカデは一目で分かりますが、赤ちゃんムカデはなかなか分かりにくいですよね。なのでスプレーをする窓際などはこまめにチェックしておくことで、早めの対策にもなりますので、家に入られる前に阻止できるのが理想です。
まとめ
今回はおそらく好きな人はいないと思うムカデの対策について紹介しましたが、最後に簡単にまとめると
まとめ
- まずは侵入させない為に隙間を埋めるかスプレー
- 食べ物を片付ける、食べかすを掃除する
- ゴキブリなどエサになるものを無くす
- 噛まれる前に早く見つけてさっと処理する
という事です。
おそらくシーズン中は連戦が続く事もあるかと思いますが、約一ヶ月程で落ち着くので、その間を痛い思いをせずお互い無事に乗り越えましょう。