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知らないと危険?飲むと眠くなる成分が含まれる身近な市販薬とは?

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風邪薬などで市販の薬を買う場合、運転や仕事に影響しない様に、眠くなる薬は避けますよね?でも市販の薬で眠くならないかどうかって分かりますか?今回はそこについて、成分から市販の薬を調べてみました。

身近にある市販の眠くなる薬って?

眠くなる薬と一言で言えば、睡眠薬となりますが、今回取り扱うものは、

  • 頭痛薬
  • 風邪薬
  • 花粉症の薬

などとても身近なものからピックアップしていきたいと思います。

親切な薬の場合はパッケージに『眠たくなりません』と記載があるものがありますが、無いものにはないので、分かりやすく眠くなる薬のリストも作ってみようと思います。

9つの眠くなる薬の一覧

  1. 抗ヒスタミン薬
  2. 鎮咳薬(ちんがいやく)
  3. 気管支拡張薬
  4. 胃腸機能調整薬
  5. 局所麻酔薬
  6. 消炎鎮痛薬
  7. オピオイド鎮痛薬
  8. 筋弛緩薬
  9. 降圧薬

上記の9つの薬には、眠たくなる効果、副作用をもたらす成分が含まれています。

名前だけ見ても、なんの薬か分かりにくいものもあるの、一つずつ市販薬などの具体例を見ながら見ていきましょう。

抗ヒスタミン薬

ヒスタミンとは、活性アミノさんの一種で、体の中の細胞内に存在するものですが、これが細胞外にあふれ出すと、くしゃみや鼻水、アレルギーなどの症状が起きます。これらを抑える薬が、抗ヒスタミン薬という事です。

眠くなる成分は、
ジフェンヒドラミン
クロルフェニラミン

これらが含まれる市販薬

  • アレギサール鼻炎
  • アレジオン20
  • アレグラ
  • レスタミン
  • アレルギール錠

鎮咳薬

文字通り咳を鎮める薬です。咳止め薬というのが分かり安いですね。

眠くなる成分は、
ジヒドロコデイン
ジメモルファン
デキストロメトルファン

これらが含まれる市販薬

  • エスエスブロン錠
  • パブロンせき止め
  • コーフパウダー
  • ベンザブロックせき止め薬
  • 新ブロン液エース
  • コンタックせき止めST

気管支拡張薬

気管支を拡張することで、呼吸困難を改善する薬です。身近なもので言えば喘息の薬、急性気管支炎などに使われます。

眠くなる成分は、
メトキシフェナミン

これらが含まれる市販薬

  • アスメトン
  • アスクロン

胃腸機能調整薬

簡単に言うと、胃腸薬ですね。食べすぎの胃もたれや消化不良、胃炎など胃腸の機能を改善する為の薬です。

眠くなる成分は、
トリメブチン

これらが含まれる市販薬

  • セレキノンS
  • タナベ胃腸薬

局所麻酔薬

手術などをする時に使う部分麻酔というのが分かり安いと思います。

眠くなる成分は、
塩酸ジブカイン

これらが含まれる市販薬

市販薬の場合は虫刺されなどのかゆみ止めなどの塗り薬に使われてますね。

  • フェミニーナミスト
  • プリザS軟膏
  • デンタルクリーム

消炎鎮痛薬

簡単に言うと、痛み止めですね。炎症を消して、痛みを鎮めると文字通りの薬です。

眠くなる成分は、
メフェナム酸
イブプロフェン
ロキソプロフェン
プレガバリン

これらが含まれる市販薬

  • イブクイック
  • バファリンプレミアム
  • ロキソニン
  • ングルアイビー錠200

ここまでが、ドラッグストアなど市販でも比較的に良く目にする事が多い薬です。

オピオイド鎮痛薬
筋弛緩薬
降圧薬

この三つはほぼ病院での処方となる事が多いので、現時点では市販で見かけることは無い様です。

身近な薬は眠くなる

日常生活で一番なりやすい病気は風邪だと思いますが、それに付随する頭痛や咳、鼻水などの症状を抑える市販薬には、ほぼ眠たくなる成分が含まれていました。

もう一度おさらいすると、
抗ヒスタミン薬(くしゃみ、鼻水)
鎮咳薬(咳止め)
消炎鎮痛薬(痛み止め)

この三つが市販薬の中でも一番身近なものだと思います。

ただあくまでも含まれているというだけで、含有量などで眠くならない様に調節してあるものもあります。

つまり、ここは個人差の問題がでてきますし、心配の場合は市販ではなく、病院にて『眠たくならない薬をください』と処方してもらうのが一番安心ですね。

おとの
市販の睡眠薬は逆の原理

エスエス製薬のドリエルなど、市販の睡眠改善薬は上記で挙げた抗ヒスタミン薬の眠たくなる副作用の効果を利用しています。

まとめ

ここまで、僕も度々お世話になる身近な市販の薬で眠たくなるものを調べてみましたが、仕事や運転など移動をする時に飲む風邪薬は要注意ですね!居眠り運転なんかした日には人生終了ですからね(汗)

最後に注意するべきこととしては、季節的な花粉などもそうですし、内服薬系の場合はパッケージをまず確認して『眠くなるのかならないのか』の表記を確認する事。パッケージに記載がなかったとしても、ここで紹介した眠たくなる成分について、身近な薬だけでも覚えておけば安心だと思います。

あとは、購入前に店員さんに確認できればそれが一番安心ですね!薬で多少の無理はできますが、日頃から体調管理に気をつけて、できるだけ薬にお世話にならないようにしたいものです。

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