僕は髪の毛にワックスを毎日つけているのですが、30代になり髪の毛の事が心配になると、これって髪の毛痛まない?整髪料が原因でハゲたりしないのか?という事が気になり始めました。そこで、今回はこの疑問についてまとめていきたいと思います。
ワックスなどの整髪料は髪や頭皮に悪いのか?
という事で早速書いていきたいと思いますが、自分は学生時代からワックスやジェルを多様するタイプで、髪の毛をツンツンにしてみたりなど、髪の毛いじりが大好きな子供でした。
- ワックス
- ジェル
- スプレー
こんな感じでいろんなものを使ってきましたが、両親に『お前そんなんばっか使ってたら将来ハゲるよ』と良く言われてましたね(汗)。
現在はワックスを使っても昔と比べれば少量ですし、カチカチにするなんて事はありませんが、僕の同世代で髪の毛が薄くなってきた友達が増えてきたので、ちょっと気になりはじめたんですよね。
問題となるのは界面活性剤
そこで、今回も問題となる整髪料の何が髪の毛や頭皮に悪いのか?という事を早速調べてみた所、ワックスやジェルなどの整髪料に含まれている
界面活性剤というのは、本来混じり合わないものを混じり合わせる効果をもたらす成分です。
簡単な例を出すと、水と油って混ざらないですよね?
つまり、水と油の間には壁があってそれが海面という事になるのですが、この成分によって水と油が混ざるように性質を変えるというものです。
更にこんな性質もあります。
- たんぱく質を壊す
- 体内へ浸透する
ということは、80%~85%のたんぱく質でできている髪の毛にはピンチな状況です。
という事から、大前提としては整髪料は髪や頭皮には良くないという事です。
界面活性剤は身近なものにたくさん含まれている
整髪料が髪や頭皮に悪いのは、界面活性剤が含まれているというのが理由でしたが、更に調べてみると、ワックスなどに限らずたくさんの身近なものに含まれていました。
- シャンプー
- トリートメント、リンス
- ボディシャンプー
- 洗顔石鹸
- 家庭用洗剤
- 歯磨き粉
先に説明した通り、水と油を混ざるようにする性質から食器洗いの洗剤に使われているのにも納得ですが、これが原因で手が荒れるという話も聞いた事があります。
つまり、ダメージを与えるというのは確実に間違いではないという事は確かです。
髪の毛や頭皮へダメージや影響を再確認
ここまで含まれる成分から髪や頭皮へダメージを与えるというのは分かりましたが、冒頭で書いた『ハゲるのか?』という事に対して、使い続けるというどんな影響がでるのか?という事を見ていきましょう。
髪の毛への影響
- 髪の毛が細くなる
- 切れ毛が多くなる
- 抜けやすくなる
頭皮への影響
- 頭皮の炎症
- 乾燥や痒み
という事が挙げられます。
ここまで見ると、
と心配になってしまいますが、対処法ももちろんあります。
ワックスなどの整髪料が髪に悪いと分かっても、僕自身は使用をやめることはできません。。。
やっぱりスタイリングなどは好きなので、なんとかハゲずに使い続けたい!そう考えます。
整髪料でハゲない為に気をつけるポイント
界面活性剤が含まれている以上、ダメージを0にする事は難しいですがこれから紹介するポイントに気をつける事で、確実に髪の毛や頭皮を守ることにつながりますので、参考にしてもらえればと思います。
頭皮に直接付けない
ワックス自体は手のひらで伸ばして使うと思いますが、この時にできるだけ頭皮に付けないように気をつけてください。頭皮い付いてしまうと、あのクリーム状のワックス(ジェルなら粘土の高い液体)が頭皮の毛穴に詰まって塞いでしまいます。
そうなると、毛穴詰まりからの頭皮トラブルに発展してしまいますので、確実に髪の毛だけに付ける感じを意識してセットするのがポイントです。
その日のうちに洗い流す
友達と遊んだり飲み会の帰りだったりだ、疲れてめんどくさいから明日洗おうってなった事はありませんか?これが大問題となります。
- 長時間の放置は髪の毛で大ダメージ
- 頭皮の脂と混じってベタベタになる
こんな事になると、ただでさえ0にできないダメージが倍増してしまいます。
整髪料を完璧に落とす3つのテクニック
過去の僕がそうだったのですが、ワックスでガチガチに固めた髪の毛って1回シャンプーしただけじゃ泡も立ちにくいし、全然落ちませんよね。めんどくさいから1回洗ったからいいやと思ってそこで終わる方もいるかもしれません。
しかし、これを読んでいるあなたはそれがどれだけヤバイかという事が分かっていると思いますので、これから完璧に整髪料を落とす為のポイントを紹介します。
- 蒸しタオルで髪の毛と頭皮を温める
- お湯だけでまずは予洗い
- 通常通りのシャンプー
この3つです。
僕の様にいきなりシャンプーしても、泡立ちも悪く髪全体に行き渡らないので全然落ちてくれません。そこで、シャンプー前にしっかり温めてることで、
- ワックス
- 髪の毛
- 頭皮
を柔らかくすることから始めます。
次にお湯だけの予洗いで、髪に付着した汚れや落ちるだけのワックスを落とします。その後いシャンプーする事で、ほとんどが解決するはずです。
ワックスを落とす際のシャンプーの回数にも注意
こちらの記事『抜け毛はシャンプーの回数が関係してるってほんと?』で詳しく書いていますが、ワックスが落ちないからと二回も三回もシャンプーをしてしまうのはちょっと危険です。
頭皮の皮脂を取りすぎてしまうと、体から皮脂が足りない!出せー!指示がでて頭皮環境がおかしな状況になってしまいます。そうならない為に1回で済む様上のテクニックを活かしてもらえたらと思います。
心配なら育毛剤でアフターケア
これまで整髪料を使った後に何もケアをしていない方なら、今回のポイントを気をつけるだけで
- 髪の毛へのダメージ軽減
- 頭皮の毛穴詰まりの軽減
など、ハゲ予防につながるのですがそれでも心配だからもっとちゃんとケアしたいという方は、育毛剤を使うのもオススメです。
髪の毛のダメージなら、リンスやトリートメントで良いんじゃない?と思うかもしれません。確かにそれもアリなのですが、それらにも界面活性剤が含まれています。
なので確実にハゲ予防をするなら、成分などに気をつけた育毛剤を使うのが一番安心ですし効果的という事です。
育毛剤なら界面活性剤の不安も解消
髪の毛のたんぱく質への攻撃
様々な頭皮トラブル
をしっかり改善する成分が含まれているので気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
整髪料でハゲるのかいついてのまとめ
今回は僕自身が気になっている、ヘアーワックスの髪の毛へのダメージからハゲにつながるのか?という事についてまとめてみましたが、結論としては含まれる成分が言われの原因だという事がわかりましたね。
あとは、整髪料の手触り(ベタベタ、どろどろ)というのも毛穴詰まりの原因になりやすい為、頭皮環境を壊して、血行不良などを起こす事で髪の毛が弱くなったりちゃんと育たなくなるのが原因という事でした。
最後のまとめとして
- 整髪料は髪の毛だけに付ける!頭皮につけない
- 長時間放置しない!その日のうちに落とす
- 心配なら育毛剤の使用も考える
という事です。
髪の毛は見た目の印象にも影響する大事な部分でもありますし、整髪料はオシャレでもありますから、上手に付き合っていきたいものです。
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